パーキンソン病 幻覚 妄想 治療
気をつけなければならない症状として、幻覚・妄想があります。幻覚というのは、そこにいるはずのないものが見えてしまうもので、妄想というのは、見えないけれど、いるにちがいないとか、このドーパミンという物質が、脳のまた別の場所で過剰になりますと、こういう幻覚が出てきます。 どうやって治療するかといいますと、まず、できるだけ飲んでいるお薬の種類を減らします。できるだけL-ドーパだけにもっていけないかどうかということを試すのですが、割合パーキンソン症状を和らげる作用が比較的弱くて、幻覚を起こしやすいお薬から止めていく。これが、現在の考え方になってきました。まず、アーテンというお薬を止めます。それからFP錠を止めて、シンメトレルを止めて、アゴニストを止めて、最後にL-ドーパだけは残しておきます。 パーキンソン病の方で、幻覚・妄想が出てきた場合にも多少効く、副作用の少ない薬です。ですからアルツハイマーの薬ではあるけれど、嫌がらずにこれを飲んでごらんになると、幻覚が軽くなる場合がございます。 それからもう一つ、最近、幻覚を抑える特効薬とまではいきませんが、比較的副作用の少ないセロクエルというお薬が出てきまして、本来は精神分裂症に使うお薬ですが、パーキンソン症状をあまり悪くせずに、幻覚を抑えてくれるということが判ってきました。夕飯の後とか、寝る前に、1錠あるいは2錠ぐらい飲んでおくと、幻覚が消えるか、あるいは軽くなります
パーキンソン病を治療する方法
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